【婚活小説】幻のネット婚活ガールrisa

第4話 Yahooパートナーで恋をして

youbrideniでメッセージを送ってから3日が経った。
でも返事はまだない。
プロフィールを見返してはため息をもらす日々が続いている。

risaはもうずっとyoubrideにはログインしてないようだ。
やはり身分証の確認で時間が取られたのが痛かった。
メッセージを送信したのは入会登録の2日後だった。
タッチの差でまたもやrisaは馬の骨に拐われた。

すれ違い続けるボクとrisa。

それからさらに3日待ってみた。
やはり返事は来ない。
risaはログインすらしてないようだ。
最終ログイン日が2週間に伸びている。
どこか別の婚活サイトに移ったのだろうか?

もしそうだとしたら、
ボヤボヤしてられない。
こうしている間にもrisaは馬の骨に誘惑されているかもしれないのだ。

次に入会となると掛け持ち5つ目だが、
でもそんなこと言ってられない。
運命の出会いはプライスレス。
最近メイドカフェにも行ってないし、
その分の費用をネット婚活に回したと思えばいいではないか。

ぼくが次に選んだのはYahooパートナー。
婚活サイトというより恋活向きのサイトなので、
これまで避けてきたが、
だんだん入会できる所がなくなってきた。
料金も3000円と安いので入会するだけ入会してみようと考えた。
このようなお気軽サイトに果たしてrisaが入会しているかは不安だったが。

Yahooパートナーは無料登録するだけで女性の写真が見れた。
こういうありがたいシステムはマッチドットコムとここだけだ。
それだけお気軽サイトということなのだろう。

しかしこれで無駄な出費を避けられる。
もしrisaがいなかった入会しなければいいのだ。
掛け持ち数を増やさずに済むではないか。

と、
東京都29歳以下で検索してたらすぐにrisaが出てきた。
右手にコーヒカップ。
左手で頬杖。
紛れもなくrisaだ。

最終ログイン日は3日前。

ボクはパソコンの画面にかぶりついた。
3日前!
今度こそ捕まえたぞと思った。
3日前といえばおとといの前の日ではないか。

ボクは急いで入会手続きをしようとした。
しかしYahooパートナーは無料会員でもプチメールというのが送れるようだ。
これはありがたい。
無料会員でメッセージが送れるサイトは初めてだ。

でもやはり身分証の確認が行く手を阻む。
プロフィールも確認させるらしい。
スタッフの確認が済むまでプチメールが送れない。

嫌な予感がした。
また間に合わないのではないか。
思えばボクはずっとこの身分証の確認で恋路を邪魔されてきたように感じる。
婚活サイトのくせに人の恋路を妨害するとは何事だ。
なぜ入会後すぐにメッセージを送れるようにしてくれないのか。

ボクは焦りで頭がおかしくなりそうだった。
はやくrisaを迎えに行きたい。
もうすれ違いは嫌だ。

でも待つしかないのがネット婚活だ。
ボクは自分で自分をなだめた。
大丈夫。
risaを信じろ。
ボクとrisaは運命の赤い糸でしっかり結ばれてるんだ。

これまでと違って、
今回の最終ログイン日は3日前だ。
今度こそ大丈夫。


次のページ ⇒ 第5話 Yahooお見合いで恋をして